3月の花は、春を告げる代表的な花の一つの「マーガレット(marguerit)」をご紹介いたします。マーガレット(学名:Argyranthemum frutescens)は、キク科キク属の半耐寒性多年草で、その名の由来は真珠を意味するギリシャ語のマルガリーテス(margarites)。 また、フランスにおいて品種改良が盛んにされたことから別名「パリ・デージー」(Paris daisy)とも呼ばれております。日本では茎が栽培年数を重ねると木質化することから、和名は「木春菊」(モクシュンギク)となっております。アフリカ大陸北西のカナリア諸島が原産地で、日本へは明治時代に伝わったとされ、その後の大正時代にかけて幅広く栽培されるようになりました。花色は白、黄、桃色などがあり、花型も一重、八重、丁字咲き他さまざまです。草丈の長いものは切り花として、短いものは鉢物やガーデニング素材として幅広く流通しております。マーガレットの切り花は、日持ちしないことはありませんが、折角きれいに咲いているのですから状態良くかつ長く観賞したいものです。これには飾る前の茎の処理が大きく影響します。マーガレットは「湯あげ」処理をすることでより一層の日持ちが期待できます。とっても簡単な方法なので、ぜひお試しください。(湯あげ:水蒸気があたらないように新聞紙等で植物を包んで、切り戻しした後で80℃以上の熱湯に茎先端部分を1分ほど(目安です)切り口を浸し、茶色く変色が確認できたら、すぐに冷水に浸して冷まし、水あげを行う)春を告げる可憐な花、マーガレット。みなさんも一度お手に取ってみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するカレンジュラ(キンセンカ)はキク科で、春咲きの一年草として扱われます。 もともと地中海沿岸が原産で、観賞用よりも香味料として用いられていたと言われています。 和名は『金盞花』で、金の盃の意味通り見事な花を咲かせます。 学名は Calendula officinalis で、calendulaは暦や月の第一日から一年中を、officinalisは薬用の意味を持ちます。 その名の示す通り開花期は長く、『長春花』『時知らず』などの別名でも呼ばれます。 ただ、耐暑性はそれほど強くなく、逆に耐寒性に優れることから『冬知らず』の別名もよく用いられています。 この優れた耐寒性を利用して、数少ない冬場の花として栽培されています。 切り花だけでなく、鉢物や花壇用などとしても用いられるために身近に感じることのできる花の一つでもあります。 冬を楽しむ花として、カレンジュラの魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
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